こんばんは。たけぞうです。独立独歩第7話
今回のテーマは「失望のウェイト」の話
みなさん、失望を感じた時どうしてますか?
人それぞれ対処方があるだろうし、誰かのせいにして向き合わない人もいるでしょう。
僕は以前、後者でした。
ある本にこんな事が書いてあります。
「人は失望からくる感情があまりに大きいと、耐え切れず他人のせいにしてしまう。その感情を押し付けようとする。」
これ凄くわかります。要するに自分以外の「誰か」や「モノ」のせいにするってことです。
「無能な上司だから分かってくれない」
「僕には才能がないから」
「別にやりたかったわけじゃないし」
「あいつがちゃんとしないからだ」
「政治が悪いから」
言い出せばきりがないですが、感情的痛みがあるときほど弱い人はこういう事を言いだします。
(大きすぎると逆に言葉にする元気もなく恨みや妬みに変わるかもしれませんが。。)
これってまるっきりダメ。ベクトルが自分に向いていから成長は皆無です。
たしかに、自分のせいじゃない時だってあります。
納得出来ない事も沢山あります。
例に違わず僕も、新入社員の時上司がものすごく厳しくて不貞腐れていました。所内のみんなも、その上司が正しいというので完全にやる気がなくなっていました。
弱い人間だったのです。なぜ弱いかというとそれに向き合おうとしてなかったから。
つまらないから、やる気が出ない。そんな事ばかり考えていました。
何も解決しないのに。
ただ、幸いにいろんな助けもあり徐々に捉え方が変わってきました。
ほんとに少しずつですけど、他人のせいにするウェイトと自分のせいだと思うウェイトの比重が変わってきたのです。
そして、自分のせいだと思うウェイトが1ポイント重くなった時いろいろな物事が変わってきたのを覚えています。
結局これって1か0の話ではないのかもしれません。
人間なのだから他人のせいにしたくなることもあります。
でも、それと向き合って成長するためには僅か1ポイントでも良いので
失望のウェイトを「他人のせい」よりも「自分のせい」に置く事が大切なのではないでしょうか。
そうすれば成長できるし現状だって変えられます。可能性が残ります。
だから、失望が来たときはチャンスです。
上手く扱えば大きく羽ばたけるはず。僕はそう信じています。
多分これはみんな分かっているはずなんです。
例えば苦しんでいる人を見て。
「羨ましいな」とおもったことはありませんか?
(どんな時でもとは言いませんが。。)
僕はあります。それはきっとこの人は成長しているんだな、もっとすごい人になっていくんだなと感覚的にわかるからかもしれません。
成長には痛みが伴うって生まれながらに人は分かっているのです。
苦しみの渦中にいる人はもしかしたら気付かないかもしれませんが。。。
今失望を感じている人はもしかしたら、そんな風に周りから見られているかもしれません。
「失望のウェイト」の比重をどうするかで人生は変わる。
どうせなら、成長していろんな事を分かるようになりたいですね。
それでは、ばいばい。