26歳独立独歩

26歳独立独歩第66話「黒い感情」の話

こんばんは。たけぞうです。独立独歩第66話

今回のテーマは「黒い感情」の話

みなさん、「黒い感情」ってありますか?

何それ怖い。メンヘラみたい。俺はあるよ。あるけど見たくないなー。魔女か何かですか?

いろいろあると思います。良いと思います。

僕は「黒い感情」あります。

このブログの最初の方に何回か書いているのですが、僕は良く日記を書きます。

日記のほかにもこのブログの叩き台にもなっているのですが、ボイスメモで日々自分の感じたことをとどめています。

こういう風に日々自分の事をアウトプットしていると「黒い感情」が自分の中にあるなっていうのがよーーく分かります。

(自分は持っていないと思っている人は軽蔑の目で見ないでくださいね。笑)

僕が感じる「黒い感情」とはどういうものなのか。

例えば、

「自分のためなのにお前のため」とか

「本とは心から嫌で裏では心から軽蔑しているのにその事に対してポジティブな発言をしている自分とか」(これはあんまり僕はないかな。)

「好きでもない人と付き合っている」とか

いうなれば、本心とは真逆の行動を自分が傷つかないように正当化しているような感情です。

これってみんなあるのではないでしょうか。

こういった感情って僕の経験からすると過去の辛い経験の中で逃げてしまったものにこべりついているように思います。要するに乗り越えられなかった壁ですね。勝てなくて傷ついてしまったという事です。嘆いても仕方がありません。

誰しも過去に辛い経験があると思いますが、そういう経験からこう考えれば自分は傷つかないというのを学んでるんですね。そしてそれは自分を守るため反射的にそう考える自分を作り出しています。

これって本当に無意識で自分ではなかなか気づく事が出来ません。

もっと正確に言うと気づいているはずなのに気づかない振りをしているという状態です。

他人に相談するときって大体答えは決まっていますよね。

だけど、自信がないから相談してみる。

悩む自分を演じたいから相談してみる。

これは一端に悩んでいるように見えますが、悩んでなんかないんですね。

(全部がとは言いませんよ。僕も人に相談することはありますし。。)

誰かが「OK」を出せば自分以外の誰かに少しでも心の中で責任のウェイトを変えることが出来る。

そういった心情があるのではないでしょうか。

本当は自分がやりたいようにやりたいと思っているはずなのに。他人に判断を仰いでしまっている。

やりたい事よりも、傷つかない方が正しいと思いこませている。

これもまた「黒い感情」ですね。

自分に嘘をついているわけですから。

こういうのを一つ一つ自分の中で紐解いていくというのはとても重要です。

僕は実際に自分でやってみてその重要性をとても感じました。

なぜかというと、そうしなければ自分の本音にたどり着けないからです。

別に人に相談したっていいんですよ。

大事なのは自分の本音に気づく事です。

その本音の正体が「前向き」な時もあれば「ただ単に逃げたいと思っていただけ」の事もあります。

結果的にもっと自分のダメな所を知ってしまう事もあります。

それでも、知らないよりはましだと思います。

だって、それを知らないとずっと「黒い感情」を押し隠すため、自分が傷つかないために自分に嘘をつき続けることになるからです。

それでは、先に進めないですもんね。

「黒い感情」って誰にでもあると思います。

だからどんな感情を持っていても大丈夫なのではないでしょうか。

きっとそれは知ることで力に変わる。

僕はそんな風に思っています。

「本音の前には黒い感情が立ちふさがる。それを超えていけ。」

そんな風に生きていたいですね。

それでは、ばいばい。