26歳独立独歩

26歳独立独歩第9話「本当の楽しさとは」の話

こんばんは。たけぞうです。独立独歩第9話

今回のテーマは「本当の楽しさとは」の話

みなさん、「本当の楽しさ」って何だと思います。

仲間とわいわいやる。ゲームをする。飲み歩く。おいしいものを食べる。耐え忍び何かをつかみ取る。いろいろあって正解だと思います。自分が決める事です。

それでも僕は「耐え忍び何かをつかみ取る」楽しさを味わいたいと思います。

これは僕がかつて通っていたジムでの話。

ある競技のジムです。(僕はエクササイズ目的で通っていました)

中には真剣に競技に取り組んでいる人もいるし、プロの世界で生きている人もいるそんなジムでした。

なので教えてくれる人たちも僕みたいな会員には優しいですが、本気の人たちには厳しく真剣に指導をしていました。

ある日の事、

僕が一通りメニューを終えて、流し程度に今日のおさらいをしてい時です。

隣で僕より少し若そうな男性がものすごい勢いで練習していました。

その彼に会長がこう言いました。

「最近、強くなってきて楽しいんじゃないか?」

「はい!楽しいです!」(練習生)

その後会長が言った言葉が僕は忘れられません。

「いいか、強くなって楽しい気持ちはわかる。でもな、練習で楽しんではいけない。お前が本当に楽しいと思っていいのは、リングで相手を倒した時だけなんだよ。苦しんで苦しんでヘロヘロになるまでやれ!」

僕はこれを聞いて驚愕しました。なぜなら、その彼もの凄い勢いで練習していたし素人目ですがすごい迫力がありましたから。

でもやっぱり勝負の世界で生きていた人から見れば、それではダメだったのかもしれません。

きっと負けることでその楽しさに価値がなくなってしまう事が分かっているから。

これはとても極端な例ですが、真実だと思います。

目指しているものがあれば、それを手に入れた時の楽しさだけを求めてやっていくべきなのかもしれません。

そうでないと、結局勝てないから。

みんな必死にやってます。

勝たなければ、手に入らない物の方が方が多い。

だったら、まずはどうするか。

自分に勝つしかないんだなと僕は思います。

「本当の楽しさ」とは、もがきあがき苦しんだ先にある。

忘れないようにしたいです。

それでは、ばいばい。